「シャンプーやスタイリング剤を見直したら、前より髪が広がるようになった」
パドパラでそうお話しくださる方は、めずらしくありません。減らしたほうがいいと聞いて実践してみたのに、鏡の前でまとまらない。これでよかったのだろうかと不安になる。当然の反応だと思います。
それは、正しい反応です
先にお伝えしておきます。髪が悪くなったのではありません。抑えるものが、なくなっただけです。
これまで髪をまとめていたのは、油分やコーティング剤の重さだった、ということがよくあります。それを外せば、髪は本来の状態に戻ります。広がって見えるのは、その素の状態が表に出てきたからです。
ですから「減らしたのが失敗だった」と考えて、また元のものを足し直す必要はありません。
問題は、そのあとです
ただし、広がったままでいいわけでもありません。大切なのは、そこから何を組み直すかです。
そして広がる理由は、ひとつではありません。見ていく順番として、次の4つを確かめていきます。
1. お湯の温度
熱すぎるお湯は、髪や頭皮への負担になります。気持ちよく感じる温度が、髪にとっても適温とは限りません。
2. 洗うもの
何を使って洗っているか。そして、どう洗っているか。ものを変えても、洗い方が変わらなければ結果が変わらないこともあります。
3. 乾かし方
乾かす温度、時間、そして最後まで乾かせているか。途中でやめてしまうことが、翌朝の広がりにつながっている場合があります。
4. 髪そのものの変化
年齢とともに、うねり・乾燥・ハリなど、髪そのものも変わっていきます。以前と同じことをしているのに結果が違う、というときは、ここが関わっていることがあります。
どれが効いているかは、人によって違います
この4つのうち、どれが効いているのか。ひとつ直せば済む方は、あまりいません。多くの場合、いくつかが重なっています。そしてその組み合わせは、人によって違います。
だからパドパラでは、ひとつずつ見ていくところから始めています。一度に全部を変えてしまうと、何が効いたのか分からなくなるからです。
減らすことは、出発点です
髪につけるものを減らすのは、結論ではありません。負担を減らした髪は、受け入れがよくなります。だからこそ、そのあとに届けるものは最小限で足ります。
肌が弱い方、できるだけ自然なものを選びたい方にとっても、使うものが少ないことはそのまま安心につながります。年齢による変化が気になりはじめた髪も、順番は同じです。
広がったのは、うまくいっていない証拠ではありません。整え直す準備ができた、という合図です。

